VALORANT

【VALORANT】VCJ Split 1 Open Qualifier のメタ研究

こんにちは、てんのすけです。
今回は先日行われたVCJ Split 1 Open Qualifierの『Upper Bracket Final』『Grand Final』『Lower Bracket Final』をもとに各マップについてメタを研究してみたいと思います。

参照:https://www.thespike.gg/jp/events/vct-2023-challengers-league-japan-split-1-open-qualifier/2256

今回の『Upper Bracket Final』『Grand Final』『Lower Bracket Final』全53マップに関して
①HAVEN 14マッチ ②ASCENT 10マッチ ③PEARL 9マッチ ④ICEBOX 8マッチ ⑤BIND 6マッチ ⑥BREEZE 3マッチ ⑦FRACTURE 3マッチ 行われていました。各マップについてエージェントピックを踏まえて分析していこう思います。

①HAVEN

HAVEN

エージェントの採用率ランキング
1.ジェット 89% 25/28
1.オーメン 89% 25/28
3.ブリーチ 86% 24/28
4.キルジョイ 82% 23/28
5.ソーヴァ54% 15/28

ランキングからも見て取れるように、デュエリスト:イニシエーター:センチネル:コントローラー=1:2:1:1が基本構成になります。
Sengoku Gaming、SCARZ、Jadeiteが2デュエリストを採用することが多く、ジェットとレイナをピックしていました。
ソーヴァと競合しているイニシエーターにはフェイド、スカイがピックされています。

②ASCENT

ASCENT

エージェントの採用率ランキング
1.KAY/O 95% 19/20
2.オーメン 90% 18/20
3.キルジョイ 85% 17/20
4.ジェット 80% 16/20
5.ソーヴァ 75% 15/20

ASCERNTについても、デュエリスト:イニシエーター:センチネル:コントローラー=1:2:1:1が基本構成になっています。
REJECTに関しては特殊で、フェイド・KAY/O・チェンバー・ヴァイパー・オーメンを使った2イニシエーター・1センチネル・2コントローラー構成を使っています。

③PEARL

PEARL

エージェントの採用率ランキング
1.アストラ 94% 17/18
2.キルジョイ 67% 12/18
3.フェイド 61% 11/18
4.KAY/O 44% 8/18
5.ジェット 33% 6/18
5.ブリーチ 33% 6/18

PEARLはマッチ数が多い割にまだ構成が固まっていない印象です。基本はデュエリスト:イニシエーター:センチネル:コントローラー=1:2:1:1ですが、Sengoku GamingSCARZに関しては2デュエリストを採用。IGZISTREJECTはセンチネル無しでヴァイパーを採用した2コントローラーの編成を使っていました。
特筆すべきことはデュエリストの多様性です。
ジェット 33% 6/18、レイナ 5% 1/18、レイズ 17% 3/18、フェニックス 28% 5/18 、ネオン 22% 4/18、ヨル 5% 1/18となっていました。
(Bロングを効果的に攻めれるデュエリストがいないからかな。。。)

④ICEBOX

ICEBOX

エージェントの採用率ランキング
1.ソーヴァ 100% 16/16
2.ヴァイパー 94% 15/16
3.キルジョイ 86% 14/16
4.セージ  81% 13/16
5.ジェット 63% 10/16

ICEBOXはデュエリスト:イニシエーター:センチネル:コントローラー=1:1:2:1で攻めで有効なセージと守りで有効なキルジョイをともにピックする構成が基本になっています。
REJECTがセージを採用せず、アストラ・オーメンの2コントロール採用をしています。他にも注目すべきはヨルのピックです!MainStageが楽しみ。
その他FAV gamingはデュエリストの代わりにソーヴァ・KAY/Oの2イニシエーター構成。
BC SWELLはセージの代わりにソーヴァ・KAY/Oの2イニシエーター構成を採用しています。
Sengoku GamingTZGamingはキルジョイの枠をそれぞれレイズ、レイナを採用して2デュエリスト構成。

⑤BIND

BIND

エージェントの採用率ランキング
1.レイズ 100% 12/12
2.スカイ 92% 11/12
2.ブリムストーン 92% 11/12
4.ヴァイパー 58% 7/12
5.フェイド 50% 6/12

BINDはデュエリスト:イニシエーター:コントローラー=1:2:2が多くデュエリストのレイズ採用率は100%です。イニシエーターはスカイ・フェイドについでブリーチが33% 4/12の採用。
Sengoku GamingJadeiteSCARZはレイズとジェットの2デュエリスト構成。JadeiteSCARZは合わせてサイファーを採用しており、守備力の補填をしています。

⑥BREEZE

BREEZE

エージェントの採用率ランキング
1.ジェット 100% 6/6
1.ソーヴァ 100% 6/6
1.サイファー 100% 6/6
1.ヴァイパー 100% 6/6
5.KAY/O 83% 5/6

ブリーズはジェット・ソーヴァ・KAY/O・サイファー・ヴァイパーがテンプレート構成の模様。Crest Gaming ZstのみKAY/Oの部分をスカイで運用しています。
メインからのエントリーが多いブリーズではサイファー・ヴァイパーを使った守りに重点を置いているようです。

⑦FRACTURE

FRACTURE

FRACTUREはピックエージェントが本当にバラバラなので、各構成をそれぞれ上げてみたいと思います。
BC SWELL(2マッチ):レイズ・フェイド・サイファー・ヴァイパー・オーメン
Crest Gaming Zst:ネオン・フェイド・KAY/O・チェンバー・アストラ
Good 8 Squad:レイズ・ブリーチ・キルジョイ・チェンバー・ブリムストーン
IGZIST:ジェット・ブリーチ・キルジョイ・サイファー・アストラ
BLUE BEES:ジェット・ネオン・ブリーチ・キルジョイ・ブリムストーン
特殊な構造をしているFRACTUREは構成が固まっていないようです。各チームの色が見れると思うので選択された際の楽しみにしたいと思います。

まとめ

今回はVCJ Split 1 Open Qualifierの『Upper Bracket Final』『Grand Final』『Lower Bracket Final』をもとに各マップのエージェント構成をまとめてみました。1/28(土)から始まるMain Stageが待ち遠しいですね😀
今回のために作ったスプレットシートを共有していますので、ぜひみてみてください。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/13mfdLaQdrqn_PnzI9HAgdfNIuni6Yc7ANqHgAiUKzTQ/edit#gid=0

(間違っている点があった場合は、指摘していただけると助かります。)
編集できるデータが欲しい場合はコメントいただければ差し上げます。

その他、Youtubeではショートムービーを上げていますので、もし興味があれば、覗いてみてください😀

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